RELICS -The recur of "ORIGIN"
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| ジャンル | アクションRPG |
|---|---|
| 対応機種 | Windows 95、98 [Win] |
| 開発元 | ボーステック |
| 発売元 | ボーステック |
| 人数 | 1人 |
『RELICS -The recur of "ORIGIN"-』(レリクス ザ リカー オブ オリジン)は、1999年にボーステックが発売した PC 用アクションRPG である。1986年に発売された初代『レリクス』と同じく、登場キャラクターの肉体に乗り移るという斬新なシステムはそのままに、アイテム、乗り移れるキャラクターの大幅な追加が施された。また、自分の行動、乗り移った肉体によってエンディングが変化するマルチ・エンディングを採用している。この作品より、クォータービュー画面が採用され、BGM、登場キャラクターを倒した(倒された)時の悲鳴など、演出面においても強化されているのも、特徴の一つとなっている。操作のほとんどはマウスオペレーションで行うが、後述の特殊能力を使う場合などに限り、特定のキーも使う。
漆黒の闇の中を漂う、一つの精神体…精神体は、青い惑星に惹かれ、長い長い旅をしていた。長い旅の間に記憶を失い、更には存在の大半を失っていた精神体は、消滅の危機に瀕している。精神体が青い惑星に視線を下ろすと、海辺に巨大な石造建築物、その近くに数体の生命体の存在を見つけた。「あの生命体の肉体を手に入れれば…」精神体は、消滅までの残り少ない時間で、肉体を手に入れるべく、石造建築物に向けて降下していった…。
システム
精神体である主人公を、多種多様な生物の肉体に乗り移らせ、進めていく(本作および『The 2nd BIRTH』では「スピリットライド」、ほぼ同一のシステムを持つ『RINNE』では「ボディスナッチ」と称される)。ある肉体へ乗り移るには、その肉体の死体が必要となる(通常は主人公がその肉体を倒して用意するが、最初から死体が用意されている場合や、イベントなどで自動的に肉体を獲得する場合もある)。
主人公の能力は、基本的に肉体の能力に左右される。また各肉体には「火」「雷」「聖」「魔」の四種類の属性が存在し、属性攻撃に対する防御に強く影響する。肉体によっては特殊能力が使えるものもあり、回復、絶対防御、遠距離攻撃、広範囲攻撃、属性攻撃など、多様である。更に、肉体によって所持できるアイテムの上限数も異なる。
肉体には「LATENCY(レイテンシー)=肉体に対する熟練度」というパラメータが存在し、戦闘や特定のアイテムによって上昇、その肉体の能力が強化される。
攻撃力、防御力、属性等はアイテムによっても補強できるが、能力の強化を促す代わりに相反する能力を弱体化させるアイテムや、弱体化のみで強化能力のない「役立たず」なアイテムも存在する。
肉体は「CLASS(クラス)=種族」による相互関係を持ち、同種族のNPCは友好的に、異種族のNPCは敵対的に接する。同種族のNPCとは会話でき、基本的に攻撃できない(特定のコマンドを使えば攻撃可能だが、その階層の同種族を敵に回すことになる)。
マルチエンディングである為、エンディングは複数存在する。初めてエンディングを見るとスタートメニューに「ENDING LIST」が追加され、既に見たエンディングのリプレイが可能となる。
種族
本作品には、数種類の種族、多様なキャラクターが登場する。特定のキャラクター、ボスキャラ以外の全てに乗り移ることが可能である。
MARX(マークス or マルクス)
- 長い旅路の果てにやって来た「人類」の軍組織で、便宜的に種族として扱われている。遺跡調査の為、遺跡内に物資や弾薬、さまざまな調査器具等を持ち込んでいる。戦闘力的には他種族に見劣りするものの、多種多様な攻撃方法を持つ。
- 一応、議会などあるようだがMARXの行動には、理不尽な殺人行為だったとしても議会は抗議することすら出来ない。
- 厳密には異なるが、便宜上、一部の機械もMARXに属している。
- ソルジャー
- 電磁警棒を武器にした一般兵。最も階級が低く、そして数が多い。
- スナイパー
- スナイパーライフルを武器にした一般兵。
- キャプテン
- ソルジャーとスナイパーを指揮する小隊長格の戦士。装甲で覆われた拳での格闘戦を得意とするほか、一種のシールドを展開して仲間を守る能力を持っている。
- インペリアル
- マスター直属の親衛隊。マスターほどではないが超能力を使うことも出来、剣の使い手でもある精鋭中の精鋭。
- マスター
- 特務機関の指導者の一人。魔法と見まがうほどの超能力を使用する。その権力は大きく、戯れに他のMARXを殺害しても敵対状態にもならない。
- 研究者
- MARXとは違う組織に属する研究者。肉体的には最も貧弱。
ANIMAL(アニマル)
- 遺跡内や遺跡下層部に広がる洞窟などに棲みついている野生生物だが、MARXは知性があることにすら気づいておらず、便宜的に他の動物とひとまとめにして扱われている。地球に存在する「兎」に似た生物や、独特の生態系を持つ生物などが存在する。捕食者であることからエイリアンを恐れている。
- ウサギ
- 地球のウサギに似た姿の生物。実際には全身が粘液と外骨格に包まれていて、ウサギ型の昆虫とでも言うような不気味な姿をしている。性格が大人しいためペットとして飼われるものもいる一方、排泄物に爆発性の高い物質が含まれており、一定時間後にその糞は爆発する。生きた火炎放射器のような赤ウサ、謎に包まれた金ウサと言う亜種が存在する。
- ブック
- 地球のダニに似た生物。最も弱い生物の一つだが、特技が自爆であり油断するととんでもないことになる。性格は悪い。
- ワロック
- 時に人間はおろかANIMALも襲う非常に凶暴な生物。しかしながら肉が美味なため、一部で乱獲されている。短気で頭が悪い。
- ガロート
- 翼の生えた蛇といった姿をしている。動きは遅いが飛行能力があり、粘液を武器にして攻撃する。のんきな性格。
- デフィート
- カンガルーのような体型の大型ANIMAL。始終何かを食べるか寝るかしている。とてものんきな性格。
ALIEN(エイリアン)
- 遺跡下層部に広がる洞窟に棲みつく種族で、女王を頂点とする階層社会を築いている。一時、MARXはANIMALの一種と思いこんでいたが現在は認識を改めている。女王が産卵する事で、1匹からでも数を急激に増やすことができるが女王種は非常に数が少なく、絶滅の危機に瀕している。
- ラウンド
- 最も数が多く働き蟻に相当する。
- ガッド
- 空中に浮かんで移動する。動きは遅いが粘液を飛び道具として使用する。
- ギガ
- 蜘蛛に似た姿をしたALIENの社会構造から離れてしまった巨大生物。ANIMALだけでなく、同属であるはずの他ALIENさえも捕食してしまう。
- スワール
- 芋虫に似た姿のALIENの幼生。女王種以外のALIENは全てスワールが変態することで誕生する。戦闘能力は皆無に等しい。
- ストーム
- ALIENの突然変異種。ギガ同様にALIENの社会構造から離れているが極めて強力な戦闘能力を持つ。
- ガーディアン
- 一部例外を除いて女王のいるエリアにのみ存在する護衛。女王の居室に侵入したものは同じALIENであっても攻撃する。
- ハーティ
- 卵を埋めるクィーンハーティ、死期を悟ったクィーンが産み落とすプリンセスハーティの二種がいる。ALIENの支配者で実は知性があり、他種族と意思の疎通が出来る。
HEAVEN(ヘヴン)
- 空中庭園を居城とする種族で、機械で出来た兵隊という趣をもつ。特にHELLと対立している。防御と攻撃は強力だが、自己修復能力(回復)は無きに等しく、「魔」属性には致命的に弱い。「KING」を筆頭とする上級戦士達は、装飾も美しく、「機械仕掛けの天使」のようでもあるという。彼らによって、石造建築物は建設された。
- オブザーバー
- ヘブンの領域だけでなく、ANIMALやALIENの領域でも見られる偵察を目的とした機体。動きは速いが戦闘能力は皆無である。
- ワーカー
- 修理などの作業を目的とした機体。動きは遅いが、多少の戦闘能力はある。
- ナイト
- 最も一般的なヘブン戦士。
- ケーブ
- ナイトよりも強力なヘブン戦士。ナイト数体に1体といった割合で存在している。
- ディフェンダー
- 遺跡の各種に存在する彫刻された柱のような機械。かつてHEAVENがつくったらしいが現在は制御する技術も失われている。
HELL(ヘル)
- 遺跡下層部よりも更に地下深くの洞窟最下層部に棲息している種族で、「肉感的な悪魔」という趣をもつ。特にHEAVENと対立している。その肉体は非常に強靭で、些少の傷なら、瞬く間に治癒してしまう。
- ノイン
- かぎ爪を備えた腕に鎌のような翼をもつ。炎に耐性があるが知性は低い。
- フィラ
- 鳥のような頭と翼を持つ。肉体的には劣るが、強力な魔属性の飛び道具を使用して攻撃する。
- レギオン
- 人間に似た顔を持つ炎を操る種属。続編に登場する亜種には氷を操るものもいる。
- イタージュ
- ヘルの中でも非常にレアな存在。続編では氷を操ることが出来、悪戯好きで他のヘル種族からも嫌われている。
HORROR(ホラー)
- ヘルでもヘブンでもない、全てが謎に包まれた未知の種族。旧作におけるドラゴンや旧作ゲームブックに登場するヘルの正体に相当する。本作では最終盤の地下水路に登場する。